CB1100 走行中にエンジン停止 燃料ポンプのヒューズ切れ究明編

CB1100 メンテナンス

燃料ポンプのヒューズ切れで、エンジンが停止したCB1100。
その原因を探ります・・・

本編をご覧になる前にここを

ポチッとしていただくと励みになります(笑)

にほんブログ村 バイクブログ リターンライダーへ

 

 

左サイドカバー内の縦に3つ並んでるカプラーの一番上の四極カプラーが燃料ポンプです

 

 

 

 

 

このカプラーを外して、車体側にテスターを当ててみます

 

 

 

 

 

こちらは燃料ポンプ側の配線ですが、左側に見える黄色に赤のラインの配線が燃料ポンプのプラス側です
隣の黒に白のラインがGND側になります

 

 

燃料ポンプのヒューズを取り付けて、車体側の燃料ポンプの配線のプラス側にテスターを当てて電圧を計測します。

キースイッチをオンにすると、数秒間テスターにバッテリー電圧と同じ12ボルト付近の表示がでました。
ってことは異常なしですね(^^)
ちなみにこの状態ではヒューズは溶断しませんでした。

そして、キースイッチオフの状態で、車体側の燃料ポンプのプラス側とボディアース間の抵抗値を計測してみました。

この状態で、導通があれば車体側でショートしてることになりますが、結果は∞Ω。
すなわち、ショートしていないことになります。

 

この結果から、怪しいのは燃料ポンプ側と判断しました(^^)

 

燃料タンクからポンプを取り外しました。

CB1100の燃料ポンプはフィルターと燃料ゲージのフロートが一体の構造になってます

 

 

周りを確認していくと

とんでもない状態を発見!!

 

 

な・な・なんと・・・
端子部分がサビサビじゃないですか^^;

 

なんで、こんなことに・・・
まさかこれが原因でショートしてたのでしょうか??

 

 

つづく・・・

最後までご覧頂きありがとうございました
ランキングに参加してます
ポチッとしていただくと励みになります
にほんブログ村 バイクブログ リターンライダーへ
 

 

 

 

 

 

コメント

  1. ハチワレ より:

    自分のCBも同世代です。
    binさんこれ、売り物レベルの情報です。
    どんなマニュアル物よりも為になり感謝します。

  2. bin より:

    ハチワレさん
    ネットでCB1100の同様のトラブルがないかと調べましたが、ありませんでした^^;
    燃料ポンプを発注しましたが、お値段にビックリです^^;
    交換で直ると信じてますwww

  3. よす より:

    はじめまして。cb乗りです。色々勉強になるます。

    バイクに詳しいですね。プロの方ですか?

  4. bin より:

    よすさん
    はじめまして
    コメントありがとうございます(^^)
    若い頃、少しの期間、自動車電装の修理をしてましたが、整備に関しては全くの素人です。
    車のエンジンやミッションの載せ替え、全塗装なども趣味でしてたので、バイクもほとんど自分で整備しています
    これからも宜しくお願いします。

  5. ホッペ より:

    私もCB1100(SC65)オーナーとして、共感しております。 そのような箇所にも不具合が潜んでいるとは…。 情報ありがとうございます。
    当方はヒューズ切れはありませんが、バッテリー上がりにて調査したところ、セルモーターの故障でした。コイルは正常でしたが、磁石が剥離して一枚しか残っていませんでした。 全て除去すると回る訳もなく、交換部品を探しているところです。 ステーターコイルかジェネレーターと考えたのですが、同じく全くの検討違いでした。
    私のSC65は4万kmを越えてこの様な故障がでできましたが、乗りやすさは絶品の良いマシンですので、頑張ってメンテナンスして乗りましょう。?

  6. bin より:

    ホッペさん
    ご覧頂きありがとうございます。
    CB1100のセルモーター故障の事例はネットでは見当たりませんね。
    電装系のトラブルの際は、一番にヒューズを確認するのがセオリーですが、燃料ポンプとセルモーターのヒューズはCB1100の場合、ヒューズボックスとは別位置にあるので手間取りました。
    燃料ポンプも高額でしたがセルモーターもけっこうなお値段がするので、程度の良い部品が見つかるといいですね。

タイトルとURLをコピーしました