「CB1100のECUチューンは本当に効果があるのか?」「乗りやすさは変わるのか?」と気になっている方の参考になれば幸いです。
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- 車両:CB1100 SC65 2015年式
- 施工:MotoJP ECU書き換え
- マフラー:アールズギア ワイバンクラシック フルエキゾースト
- 施工後走行:約200km以上
CB1100のECUチューンを決意した理由
私はもうすぐ、還暦を迎えるライダーです。 若い頃のように最高速や加速性能を追い求めることはなくなり、今では「長距離を気持ちよく走れること」や「扱いやすさ」を重視しています。 そんな私がECUチューンを決意したのは、CB1100に以前から気になっていた3つの症状があったからです。① 半クラッチを多用するとアイドリングが低下する
渋滞で半クラッチを繰り返していると、アイドリング回転数が徐々に下がり、最終的にはエンストしそうになることがありました。 ツーリング先の渋滞では気を遣う場面も多く、「安心して乗れる状態にしたい」と感じるようになりました。② 2,000~2,500rpm付近のギクシャク感
街乗りで最も多く使う回転域では、アクセルを一定に保っていても後ろに引っ張られるような違和感がありました。 決して故障ではありませんが、CB1100本来の滑らかなフィーリングとは少し違う印象を受けていました。③ 4,000rpm以上の吹け上がりが重い
ワインディングなどでアクセルを開けると、もう少し軽快に回ってほしいと感じる場面がありました。 速さを求めているわけではありませんが、アクセル操作に対して自然にエンジンが反応してくれることを期待していました。
今回の目的はパワーアップではありません。
街乗りからツーリングまで、CB1100をもっと気持ちよく、自然に走らせること。それがECUチューンを決断した最大の理由です。
※ECUチューンに先立ち、スパークプラグとCB1100での不具合が多いパルスジェネレーターをあらかじめ交換しておきました。
MotoJPを選んだ理由
ECUチューンを検討する中で複数のショップを調べましたが、最終的にMotoJPへ依頼することにしました。 決め手になったのは、単なる最高出力ではなく「乗りやすさ」や「扱いやすさ」を重視したセッティングを行っていることでした。 実際に相談した際も、こちらの車両仕様や気になっている症状を丁寧に聞き取り、それぞれの症状について分かりやすく説明していただきました。 私のCB1100にはアールズギア製フルエキゾーストを装着していますが、その仕様も考慮したうえで最適なセッティングを提案していただき、不安なく依頼することができました。 MotoJPさんのHPはこちらです
MotoJP|バイクECUチューニング専門店【横浜】
横浜のバイクECUチューニング専門店。完全自社開発・車検対応。来店・郵送・遠隔施工OK。
30年前のROMチューン経験が後押しに
実は30年ほど前、R32スカイラインGTS-tで、2000㏄のDOHCターボエンジンでROMチューンを体験したことがあります。 その時も最高出力より、アクセル操作に対するレスポンスや扱いやすさが大きく改善したことを覚えています。 その経験があったからこそ、「現代の電子制御が進んだCB1100なら、さらに自然なフィーリングになるのではないか」と期待してMotoJPへ依頼しました。
ポイント
次章では、実際にCB1100からECUを取り外し、MotoJPへ発送するまでの流れを写真付きで紹介します。
- 最高速やパワーではなく乗りやすさを重視
- 街乗り・ツーリングでの扱いやすさを改善したい
- 実績の多いMotoJPへ依頼
- 車両仕様に合わせたセッティングを実施
CB1100のECUを取り外してMotoJPへ発送
MotoJPへECU書き換えを依頼するため、まずは車体からECUを取り外します。 CB1100のECUはシート下ではなく燃料タンクの下に取り付けられているため、作業にはタンクの脱着が必要です。 難しい作業ではありませんが、カプラーやホースを傷めないよう慎重に進めることが大切です。
作業前のポイント
- 燃料はできるだけ少ない状態がおすすめ
- バッテリーのマイナス端子を外す
- タンク脱着時は塗装面を養生する
- カプラーのツメを無理にこじらない
- ボルト類は場所ごとに分けて保管する
- 今回依頼したECUの書き換えメニューはこちらです
HONDA CB1100 2014-2016 ECUチューニング|料金・対応内容|MotoJPHONDA CB1100 2014-2016のECUチューニング。料金、対応内容、施工メニュー、チューニング項目をご案内します。
燃料タンクを取り外す
シートを外した後、燃料タンク固定ボルトを取り外します。
燃料ホースやカプラーを慎重に外し、タンクを持ち上げます。
ガソリンが多く入っていると重量が増すため、燃料が少ない状態で作業すると負担が少なくなります。
ECUを取り外す
タンクを取り外すとECU本体が見えます。
固定ステーからECUを外し、配線カプラーを取り外せば作業は完了です。
カプラーにはロック機構があるため、無理に引っ張らず、ロックを解除してから取り外しましょう。
ECU取り外し自体は数分で完了
CB1100の整備経験がある方であれば、それほど難しい作業ではありません。初めての方でも、サービスマニュアルを確認しながら行えば十分対応できるレベルです。
MotoJPへ発送
取り外したECUは、破損しないよう十分に緩衝材で保護し、宅配便でMotoJPへ発送しました。
発送前にはメールで車両仕様や気になっている症状を伝えていたため、スムーズに受付していただけました。
施工期間は予想より短く、数日後には書き換えを終えたECUが返送されてきました。
書き換え後のECUを取り付ける
返送されたECUは外したときと逆の手順で車体へ取り付けます。
配線カプラーを確実に接続し、ECUを固定した後、燃料タンクを元に戻します。
タンクから燃料ホースの接続が狭くて見にくいことから、少しやりにくいですが、燃料漏れは火災等の事故につながるのでしっかり確認しました。
最後にホースや配線の挟み込みがないことを確認してから、シートを取り付けます。
タンク脱着時の配管の接続方法等はこちらを参考にしてください
CB1100 燃料タンク塗装 その① タンク取り外し編
ここで一度チェック
- カプラーは確実にロックされているか
- 燃料ホースの接続漏れはないか
- ボルトの締め忘れはないか
- 配線がタンクに挟まれていないか
いよいよエンジン始動
作業前に外してたバッテリーの端子を接続します。 いよいよ書き換え後初めてのエンジン始動です。 キーをONにして燃料ポンプの作動を確認し、セルスターターを回します。 エンジンは普段と変わらず一発で始動し、メーター内の警告灯も正常に消灯しました。 まずはアイドリングの状態を数分間確認しましたが、不安定な様子はなく、とても落ち着いた印象です。
始動直後の第一印象
この時点ではまだ走行していないため、大きな違いは分かりません。
しかし、「これなら安心して試走できそうだ」という第一印象を受けました。
次はいよいよ、公道で実際に走行しながらECU書き換えの効果を確認します。
- 警告灯の点灯なし
- エンジン始動は普段どおり
- アイドリングが安定
- 異音や違和感もなし
ECU書き換え後の実走レビュー
エンジン始動に問題がないことを確認した後、約200kmにわたり市街地・ワインディング・高速道路で走行し、ECU書き換えの効果を確認しました。 結論から言うと、今回のECUチューンは最高出力が大きく変わるというより、「CB1100本来の扱いやすさを引き出してくれるチューニング」という印象でした。- 走行距離:約200km以上
- 市街地・渋滞路を走行
- ワインディングを走行
- 高速道路を走行
市街地で最初に感じた変化
走り出して最初に感じたのは、アクセル操作に対するエンジンの反応がとても自然になったことです。 発進から低速走行までが非常に滑らかで、クラッチ操作にも余裕が生まれました。 以前は2,000~2,500rpm付近で感じていた「後ろへ引っ張られるような違和感」もほとんど気にならなくなり、一定速度での巡航がとてもスムーズです。 市街地ではアクセルの開閉を繰り返す場面が多くありますが、そのたびに感じていたギクシャク感も大幅に改善されました。
市街地で実感した改善点
- 発進がスムーズ
- 低速域のギクシャク感が減少
- 一定速度で走りやすい
- アクセル操作が自然になった
気になっていたアイドリング低下も改善
今回もっとも確認したかったのが、渋滞時に発生していたアイドリング低下です。 半クラッチを多用する場面でもアイドリングは安定しており、以前のように回転数が徐々に落ち込む症状は確認できませんでした。 完全に再現条件が同じではありませんが、不安を感じる場面はなく、安心して走行できました。 ツーリング先の渋滞でも以前ほど神経質になる必要はなさそうです。ワインディングで感じた扱いやすさ
山道へ入ると、ECUチューンの効果はさらに分かりやすく感じられました。
コーナー立ち上がりでアクセルを開けたときの反応が滑らかになり、ライダーの操作に自然についてくる印象です。
アクセルを開け始めた瞬間の唐突さがなくなり、思ったとおりに速度をコントロールできます。
その結果、ライディングそのものに余裕が生まれ、コーナリングに集中できるようになりました。
ワインディングで感じた変化
- アクセルワークがしやすい
- 立ち上がりがスムーズ
- 車体の挙動が穏やか
- 疲労感の軽減につながる
4,000rpm以上の吹け上がり
以前から少し重たく感じていた4,000rpm以上の吹け上がりも改善されました。 アクセルを開けるとエンジンは軽快に回転し、高回転域までストレスなく吹け上がっていきます。 劇的にパワーが増えたという印象ではありませんが、レスポンスが向上したことで、エンジン本来の気持ちよさをより感じられるようになりました。高速道路での巡航性能
高速道路では一定速度で巡航する時間が長くなります。 このような場面でもエンジンは非常に滑らかで、アクセルを一定に保ったままでも落ち着いたフィーリングを維持してくれました。 追い越し加速でもアクセル操作に対する反応が自然で、必要なだけスムーズに加速していきます。 長距離ツーリングでは、この扱いやすさが疲労軽減にもつながると感じました。
高速道路で感じたメリット
- 巡航がとても滑らか
- 追い越し加速が自然
- アクセル操作に余裕がある
- 長距離ツーリングが快適
ECU書き換えで特に満足したポイント
約200km走行して特に印象に残ったのは、バイク全体が「乗りやすくなった」と感じられたことです。 最高速や絶対的なパワーを求めるチューニングではなく、普段もっとも使う回転域やアクセル操作が洗練され、CB1100の魅力がさらに引き出されたように感じました。
私が実感した改善点
- アイドリングの安定
- 低速域のギクシャク感が減少
- アクセルレスポンス向上
- 高回転域の吹け上がり改善
- ツーリングで疲れにくいフィーリング
CB1100のECUチューンを終えて感じたこと
約200kmにわたって市街地・ワインディング・高速道路を走行した結果、今回のMotoJPによるECU書き換えには非常に満足しています。 正直なところ、施工前は「劇的に変わることはないだろう」と思っていました。 しかし実際に走り出すと、アクセル操作に対する自然なレスポンスや低速域の滑らかさなど、普段のツーリングで最も使う場面で違いを体感することができました。 数値で表せるような大きな変化ではありませんが、バイクとの一体感が増し、「もっと走りたい」と思わせてくれる仕上がりになっています。
ECU書き換え後に特に満足したポイント
- アイドリングが安定した
- 2,000~2,500rpmのギクシャク感が改善
- アクセル操作に対する反応が自然になった
- 4,000rpm以上の吹け上がりが軽快になった
- 長距離ツーリングでの疲労感が少なくなった
こんなCB1100オーナーにおすすめ
今回のECUチューンは、最高速や絶対的なパワーアップを求める方よりも、CB1100をもっと気持ちよく走らせたい方におすすめしたい内容です。
特におすすめしたい方
もちろん、感じ方には個人差があります。
また、車両の状態や装着しているマフラー・吸気系パーツによっても変化の度合いは異なるでしょう。
それでも私のCB1100では、ツーリングをより快適に楽しめるバイクへと確実に変化しました。
- 街乗りやツーリングがメイン
- 低速域のギクシャク感が気になる
- 渋滞時のアイドリング低下に悩んでいる
- アクセル操作をもっと自然にしたい
- 社外マフラーに合わせたセッティングをしたい
まとめ|CB1100の魅力をさらに引き出すECUチューン
CB1100は、もともと扱いやすく完成度の高いバイクです。 だからこそ、ECU書き換えによってエンジン特性がより自然になり、本来の魅力がさらに引き出されたように感じました。 今回依頼したMotoJPのセッティングは、速さだけを追求するものではなく、「街乗りからロングツーリングまで気持ちよく走れること」を大切にした味付けでした。 還暦を迎えた現在の私にとって、この方向性はまさに理想的でした。 もし同じような症状に悩んでいるCB1100オーナーの方がいれば、ECUチューンは十分検討する価値があると感じています。
この記事のまとめ
- MotoJPのECU書き換えで乗りやすさが向上
- 低速域から高回転域までフィーリングが改善
- ツーリングで扱いやすい特性になった
- パワーアップよりも自然なレスポンスを重視したセッティング
- CB1100の魅力をさらに引き出すカスタムの一つと感じた
最後に
この記事は、私自身がMotoJPでECU書き換えを行い、実際に走行して感じたことを、できるだけありのままお伝えした実体験レビューです。
ECUチューンを検討されているCB1100オーナーの皆さんにとって、少しでも参考になれば嬉しく思います。
今後も走行距離を重ねながら、新たな気付きや変化があれば追記していく予定です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

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