雨でバイクに乗れない休日は、普段なかなかできないメンテナンスをすることにしました。
オイル交換やチェーンメンテナンスなどをしていると、ふと思い出したことがあります。
昨年の車検の前に交換しようと思って購入していた、CB1100のエアクリーナーエレメントです。
購入したものの交換するのを忘れて、そのままガレージの部品ストック用の引き出しに入れっぱなしになっていました……💦
走行距離もメーカー推奨の交換時期に近づいているので、今回はCB1100のエアクリーナーエレメントを交換することにします。
CB1100のエアクリーナーエレメント交換
今回交換するのは、2015年式のCB1100です。
まずはエアクリーナーエレメントへアクセスするため、右側のサイドカバーを取り外します。

サイドカバーは、5mmのヘキサゴンレンチを使ってボルトを外します。
ボルトを外したら、サイドカバーの爪を折らないように注意しながら取り外します。
エアクリーナーダクトを取り外す

サイドカバーを外すと、エアクリーナーケースが見えてきます。
ケースの前には配線が集まっていて、かなりゴチャゴチャしています。
配線のカプラーを外さなくてもエアクリーナーダクトを取り外せそうなので、今回は配線をそのままにした状態で作業することにしました。

エアクリーナーダクトは、3本のプラスネジでケースに固定されています。
周囲の配線をうまくかわしながら、ネジを緩めていきます。

奥まった場所にもネジがあるため、作業にはマグネット式のドライバーがあると便利です。
ネジを落としてしまうと取り出すのが大変なので、慎重に作業します。

3本のネジを外すと、エアクリーナーダクトが取り外せました。
ダクトの中央にはメクラブタが取り付けられています。
初期型のCB1100では、ここにアクチュエーターが取り付けられ、ダクト内部のフラップを動かして吸入空気量を制御していたようです。
ただし、2015年式のCB1100ではアクチュエーターは付いていませんでした。
エアクリーナーエレメントを取り外す

ダクトを外したら、エアクリーナーエレメントを引っ張って取り外します。
ここでも周囲の配線が邪魔になるので、エレメントを傷めないように注意しながら、可能な範囲で配線を移動させます。

エアクリーナーエレメントを取り外したところで、ケース内部の状態を確認します。
思っていた以上にきれいで、埃や砂塵などはほとんど見当たりませんでした。

スロットル側も確認してみましたが、こちらも非常にきれいな状態です。
古いエアクリーナーエレメントと新品を比較

取り外したエアクリーナーエレメントの内部を確認してみます。
思っていたほど汚れてはいませんでしたが、虫や植物の綿毛のようなものが付着していました。
見た目だけではそれほど汚れていないように感じます。
ところが、新品と比較してみると違いがはっきり分かりました。

下側が今回交換する新品の純正エアクリーナーエレメントです。
純正エアクリーナーエレメントの品番は、17210-MEJ-981です。
外観だけを見ると、新品と古いエレメントでそれほど大きな違いはありません。
これは、エアクリーナーエレメントを通過する空気の流れが関係しています。
吸入された空気はエアクリーナーエレメントの内側から外側へ流れます。
そのため、外側は濾過された後の空気が通る部分となり、見た目の汚れはそれほど目立たないようです。

内側を比較すると、違いは一目瞭然です。
新品と比べると、使用していたエアクリーナーエレメントはかなり黒ずんでいます。
オーナーズマニュアルによると、エアクリーナーエレメントは1年ごとの点検、交換時期は40,000kmとなっていました。
今回の交換時点で、愛車の走行距離は39,278km。
交換時期の40,000kmまで、あと少しというところでした。
まさにグッドタイミングですね(笑)。
新品のエアクリーナーエレメントを取り付ける
それでは、新品のエアクリーナーエレメントを取り付けていきます。
基本的には、取り外しと反対の手順で作業を進めます。

まず、エアクリーナーケースの奥にある形状に合わせて、エアクリーナーエレメントを差し込みます。
エレメントがケースの奥にピッタリと収まっていることを確認します。
取り付け位置がずれていると、エアクリーナーエレメント本来の役割を果たせない可能性があるため、しっかり確認しておきます。

続いて、エアクリーナーダクトを取り付けます。
ダクトはエアクリーナーエレメントの内側にスッポリと入る形状になっています。
奥までしっかり差し込んだことを確認してから、3か所のネジを締めていきます。

取り付け時も周囲の配線が邪魔になります。
配線を無理に動かしたり挟み込んだりしないよう、うまくかわしながら所定の位置に取り付けます。

3本のネジを締めれば、エアクリーナーエレメントの交換作業は完了です。
奥まった場所のネジを締めるため、最後はロングタイプのドライバーを使用しました。
CB1100のエアクリーナーエレメント交換完了
最後にサイドカバーを元に戻して作業完了です。
今回、実際に古いエアクリーナーエレメントを新品と比較してみると、外側から見た印象以上に内部が汚れていることが分かりました。
エアクリーナーエレメントは普段あまり目にする部分ではありませんが、エンジンへ取り込む空気をきれいにする重要な部品です。
走行距離や点検時期を確認しながら、定期的に状態をチェックしておきたいですね。
バイクで走れない雨の休日でも、こうしてバイクをいじっていると楽しいものです。
今回はCB1100のエアクリーナーエレメント交換でした。
エアクリーナーエレメントの交換は比較的取り組みやすいメンテナンスですが、カバーや爪、周囲の配線などを傷めないよう慎重に作業してください。取り付け後は、エレメントやダクトが正しい位置に収まっていることを確認してから走行しましょう。作業に不安がある場合は、無理をせずバイクショップなどの専門店へ依頼することをおすすめします。


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