CD125Tで志布志線の廃駅巡り|大隅松山駅跡に残るホームと線路④
廃線になった志布志線の廃駅を巡るツーリング。
伊崎田駅を後にして、次に向かったのは大隅松山駅です。
40年ほど前に訪れた志布志を、今度はCD125Tで巡る今回の旅。
かつて列車が走っていた場所を、今度はベンリィでたどっていきます。
10月16日10時、大隅松山駅へ
伊崎田駅からCD125Tを走らせること約20分。
静かな町の中を走っていると、次の目的地が見えてきました。
鹿児島県志布志市松山町にある大隅松山駅跡です。
バイクを停めて周囲を見渡すと、まず目に入ったのが、今も残されているプラットホームと線路でした。

列車が走らなくなってから長い年月が経っていますが、線路が残っていると、ここがかつて鉄道駅だったことをはっきり感じます。
静かな駅跡に立っていると、列車がホームに入ってくる当時の光景を想像してしまいました。
かつて人が行き交った駅前
ホームから少し離れて、旧駅前にも目を向けてみます。
今ではすっかり静かな場所ですが、営業していた頃には、列車を待つ人や駅を利用する人が行き交っていたのでしょう。

旧駅前はこんな感じです。
駅舎がなくなった現在では、一見すると普通の静かな場所に見えます。
それでも、ここがかつて駅だったと知って眺めると、何となく違った景色に見えてきます。
志布志線は38.6kmのローカル線
ここで、今回巡っている志布志線について少し紹介します。
志布志線は宮崎県都城市の西都城駅から鹿児島県志布志市の志布志駅を結んでいた、総延長38.6kmの路線で、駅数は10駅。
全線非電化で1923年に開業。
そして1987年に全線廃止となりました。
今回のツーリングでは、廃止された志布志線の駅跡を順番に巡っています。
駅によって残されているものも違うので、実際に訪れてみると、それぞれに違った表情があります。
駅の近くに残る古い倉庫
駅跡の周辺を歩いていると、古めかしい倉庫が目に入りました。
長い年月を経た建物には、新しい建物にはない独特の雰囲気があります。

駅のすぐ近くにあった古い倉庫です。
こういう古い建物に興味があるので、見つけるとついつい写真を撮ってしまいます。
今回の目的は廃駅巡りですが、こうした駅周辺に残る古い風景との出会いも、旅の楽しみの一つです。
廃駅のホームにベンリィを停めてみる
そして、ここまで来たらやってみたくなるのが、やっぱりこれです(笑)。
廃駅なので、ホームにCD125Tを停めて撮影してみました。

普段の駅では、もちろんこんな撮影はできません。
誰もいないホームにベンリィを停めてカメラを構えると、ちょっと不思議な気分になります。
かつて列車が停まっていた場所に、今は一台のCD125T。
今回の旅ならではの一枚になりました。
この大隅松山駅は、単式ホーム一面一線の駅だったそうです。
営業当時は木造駅舎だったとのことで、現在はその姿を見ることはできません。
34年経っても残る志布志線の面影
志布志線が廃線になって、この時点ですでに34年。
それだけの年月が経っていることを考えると、ホームや線路が残っているのは嬉しいですね。

雑草の中に残る線路を眺めていると、ここを列車が走っていた時代が少しだけ身近に感じられます。
時間とともに周囲の景色は変わっても、こうして残された鉄道遺構が、かつてここに駅があったことを静かに伝えています。
伊崎田駅に続いて大隅松山駅を訪ね、少しずつ志布志線の廃線跡をたどっていきます。
次の廃駅へ
大隅松山駅跡の見学を終え、再びベンリィに跨ります。
まだ午前10時。
この先にも、訪れてみたい廃駅が残っています。
次に向かったのは末吉駅。
ここでは、これまでとは少し違った形で残されている志布志線の面影を見ることができました。


コメント