大成古墳群展望台と立岩 CD125T 真夏の丹後半島ツーリング その⑨最終話

2024 丹後半島ツーリング

大成古墳群展望台と立岩 CD125T 真夏の丹後半島ツーリング その⑨【最終話】

いよいよ今回の旅も最終回です。

山口を出発して若桜鉄道を巡り、明延鉱山跡や神子畑選鉱場跡を訪ね、ようやく丹後半島へ。

伊根の舟屋では夜景を撮影し、翌日は天橋立をCD125Tで走り、舞鶴港へ。

そして由良川橋梁では、鉄道好きにはたまらない「撮り鉄」まで楽しみました。

寄り道ばかりでなかなか丹後半島にたどり着かなかった今回の旅ですが、いよいよ最後の目的地へ向かいます。

二泊四日、真夏の丹後半島ツーリング。

最後の目的地は、京丹後市間人(たいざ)です。


8月14日 13時 最後の目的地へ

由良川橋梁から京丹後市間人へのルート

由良川橋梁で列車の撮影を楽しんだ後、CD125Tにまたがって再び丹後半島を北上します。

次に目指すのは、京都府京丹後市の間人(たいざ)

今回の丹後半島ツーリングで、最後に訪れる場所です。

この日の夜は、岡山県津山市に宿を予約しています。

そのため、ここであまりのんびりしていると宿への到着が遅くなってしまいます。

とはいえ、せっかくここまで来たのですから、最後まで丹後半島の景色を楽しみながら走ることにします。

CD125Tのペースで、のんびりと海沿いを進みます。

丹後半島の青い海に癒される

丹後半島の青い海とCD125T

途中でバイクを停めて、しばし休憩。

目の前には青い海が広がっています。

丹後半島北部の海は本当に綺麗です。

海沿いをバイクで走りながら、時々こうしてバイクを停めて海を眺める。

それだけでも「ここまで走ってきて良かった」と思えます。

今回の旅では、とにかく暑さに苦しめられました。

35℃を超えるような暑さの中をCD125Tで走り続けているので、体力的にはかなり厳しい。

それでも、こういう景色に出会うと疲れが少し吹き飛びます。

バイク旅の醍醐味は、目的地だけではありません。

途中で出会う景色や、ふと立ち止まった瞬間も旅の大切な思い出になります。

大成古墳群展望台に到着

大成古墳群展望台とCD125T

途中で昼食を済ませ、さらに走り続けて、ようやく最終目的地に到着しました。

ここは京都府京丹後市の海沿いにある「大成古墳群展望台」です。

今回の丹後半島ツーリングで、最後にどうしても訪れてみたかった場所です。

大成古墳群は、4世紀から7世紀にかけて造られた約30基の古墳で構成されているそうです。

古墳時代の遺跡と聞くと、どうしても山の中や平地にあるイメージがありますが、ここでは古墳群と日本海の景色を同時に楽しむことができます。

展望台に立ってみると……。

目の前に広がるのは、丹後半島の雄大な海。

青い海と青い空。

そして、その間にくっきりと見える水平線。

思わずしばらく見入ってしまいました。

古墳と日本海を同時に楽しめる絶景

大成古墳群展望台から望む日本海

古墳時代の遺産に触れながら、同時にこれだけの絶景を楽しめるのは、とても贅沢な場所です。

この日は天気にも恵まれ、海は青々と輝いていました。

今回のツーリングでは、若桜鉄道や鉱山遺構など「歴史」を感じる場所をたくさん巡ってきました。

そして最後に訪れた大成古墳群も、はるか昔の人々が残した歴史の一部。

そう考えると、今回の旅は単なるツーリングというより、バイクで日本の歴史を巡る旅だったのかもしれません。

CD125Tで走りながら、そんなことを考えていました。

最後の目的地「立岩」へ

京丹後市間人の立岩

大成古墳群展望台からほど近い場所にある、もうひとつの名所へ向かいます。

それが京丹後市間人地区にある「立岩」です。

実は、この場所には以前にも訪れたことがあります。

2017年にはCB1100で訪れました。

その時は、立岩のかなり近くまでバイクで乗り入れることができました。

今回は以前とは状況が変わっていたため、少し離れた場所から立岩を眺めることにします。

それでも、遠くから見る立岩の存在感は圧倒的でした。

高さ20m、海にそびえる巨大な一枚岩

立岩は、京丹後市間人地区の海岸にある巨大な岩塊です。

高さは約20m、周囲は約120mにもなる巨大な一枚岩。

海の中にそびえ立つようなその姿は、とても自然にできた岩とは思えないほどの迫力があります。

古くから地元の人々に大切にされてきた場所で、立岩にはさまざまな伝説や神話も残されているそうです。

長い年月をかけて形作られた自然の造形と、そこに伝わる人々の物語。

こうした場所をバイクで訪れて、実際に自分の目で見ることができるのもツーリングの魅力ですね。

立岩を訪れる人々

この日も多くの人が訪れていました。

海岸を歩きながら立岩を眺めていると、今回の長かった旅もいよいよ終わりに近づいてきたことを実感します。

丹後半島の旅、最後に見る絶景

海にそびえる立岩

海に向かって堂々と立つ立岩。

周囲の青い海と一体になったような景色は、まさに丹後半島を代表する絶景です。

しばらく眺めていると、ふと別の時間帯にも訪れてみたくなりました。

夕暮れ時に来たら、きっともっと美しいだろうな……。

夕陽に照らされて岩が赤く染まり、海もオレンジ色に輝く。

そんな景色をいつか見てみたいと思いました。

今回は時間の都合で叶いませんでしたが、次に丹後半島を訪れる機会があれば、夕暮れの立岩を狙ってみたいですね。

丹後半島を後にして、岡山県津山市へ

立岩を最後に、今回予定していた丹後半島の目的地はすべて巡ることができました。

あとは宿泊地の岡山県津山市まで戻るだけ。

とはいえ、ここからがまた長い(笑)。

CD125Tにまたがり、ひたすら山の中を走ります。

海を眺めながら走っていた昼間とは景色が一変。

丹後半島を離れ、山間部へ入っていきます。

疲れもかなり溜まっていますが、ここまで来たらもう走るしかありません。

休憩を取りながら、CD125Tと一緒に黙々と走り続けます。

そして、日が暮れる前の19時前。

無事に岡山県津山市の宿へ到着しました。

風呂上がりのビールが最高だった

宿に到着して、まずは風呂へ。

真夏のロングツーリングで汗だくになった体をゆっくりと休めます。

そして風呂上がり。

缶ビールをプシュッ!

これはもう最高です(笑)。

一口飲んだ瞬間、猛烈な眠気が襲ってきました。

そのままベッドに倒れ込み、あっという間に夢の世界へ……。

この日はさすがに疲れ切っていたようです。

翌朝、最後のひと走り

翌朝は6時過ぎに出発。

まだ眠気の残る中、CD125Tのエンジンを始動します。

いよいよ本当に最後の走りです。

ここからは中国山地をひたすら走り、山口の自宅を目指します。

今回の旅では、山道も海沿いも市街地も、そしてローカル線沿線も、CD125Tで本当によく走りました。

小さな125ccのエンジンを回しながら、少しずつ距離を重ねていきます。

そして午後4時前。

無事に自宅へ到着しました!

こうして、二泊四日にわたる真夏の丹後半島ツーリングが終了です。

4日間の総走行距離は1,479km

今回の旅を振り返ってみると、本当によく走りました。

自宅を出発してから、若桜鉄道、隼駅、明延鉱山跡、神子畑選鉱場跡、伊根の舟屋、天橋立、舞鶴港、由良川橋梁、そして丹後半島の大成古墳群展望台と立岩。

いろいろな場所を巡り、たくさんの写真を撮影しました。

そして何より……。

4日間の全走行距離は、なんと1,479km!

しかもバイクは大型のCB1100ではなく、通勤快速として普段から活躍しているCD125T BENLY。

高速道路を使えない原付二種なので、移動は基本的にすべて下道です。

時間はかかりました。

真夏なので暑かったです。

途中でカメラバッグを忘れるという大事件もありました(笑)。

それでも、振り返ってみると……。

まだまだ走れそうでした(笑)。

原付二種でのロングツーリング、病みつきになりそう

今回、CD125Tで1,479kmを走ってみて、改めて原付二種の面白さを感じました。

もちろん大型バイクのように高速道路を使って一気に目的地へ向かうことはできません。

坂道では苦しくなることもあります。

長距離では時間もかかります。

でも、その分だけ「自分の力で遠くまで来た」という実感があります。

山口から京都府北部までCD125Tで走ってきたという事実だけでも、かなりの達成感がありました。

そして、原付二種だからこそ通ることができた場所もあります。

今回の天橋立もそのひとつ。

CD125Tでゆっくり走ったからこそ見えた景色もたくさんありました。

速く走るだけが、バイク旅ではない。

時間をかけて、寄り道をして、気になる場所でバイクを停める。

そんな旅も、なかなか楽しいものです。

最後まで読んでいただきありがとうございました

全9話にわたってお届けした「CD125T 真夏の丹後半島ツーリング」も、これで完結です。

若桜鉄道から始まり、鉱山遺構を巡り、伊根の舟屋で夜景を撮影。

翌日はカメラ紛失騒ぎから始まり、天橋立を走り、舞鶴へ。

そして由良川橋梁で鉄道を撮影し、最後は大成古墳群展望台と立岩へ。

振り返ってみると、かなり盛りだくさんの旅になりました。

予定通りに進まないのも旅。

寄り道するのも旅。

ちょっとしたトラブルも、後から振り返ればいい思い出です。

そして何より、CD125Tという小さなバイクで1,479kmを走り切ったことが、今回の旅で一番の思い出になりました。

次はどこへ行こうか……。

そんなことを考えながら、また次のツーリング計画を立てたいと思います。

原付二種でのロングツーリング、どうやら病みつきになりそうです(笑)。

最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。

また次のツーリング記事でお会いしましょう。

それでは、また!

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