前回まで、車検前整備の記事が続きましたが、いよいよユーザー車検本番です。
CB1100は今回で7年目となり3回目のユーザー車検なのですが、一番不安なのがライトの光軸。
今まではテスター屋さんでヘッドライトの光軸の調整をお願いしてるのですが、今回は自分で調整して本番に臨みました。
10月25日 8時過ぎ
自宅から車検場のある山口陸運支局までは45分ほど。
事前に予約しておき、受付が始まる8時45分に到着。
事前に自賠責は払い込んでおいたので、手続きをさっさと終えて、ラインに並びました。
すでに車とバイクを含め10台くらいの待機状態。
二輪専用のコースがあるのですが、自動車と検査員が兼務してるのでコースは空いてるのですが、自動車の列に並んで順番を待ちます。
並んで30分ほどで、ようやく順番が来ました。
まずは外観検査。
マフラー以外、ほぼ純正部品に戻してるのでスムーズに検査は進みました。
そして、排気音の検査とマフラーの適合の照合が行われましたが・・・
マフラーの検査の際に、「自動車排出ガス試験結果証明書」 通称「ガスレポ」の提出を求められ、用意してきた書類を検査官に手渡しました。
先に近接排気騒音の測定が行われましたが。なんなくパス。
その後取り付け状態を確認してる所で、ガスレポを見ながら検査官が首をかしげてました・・・
その理由とは。
今回提出したガスレポはこちらなのですが、購入時には2種類のガスレポがあり車検の時はいつも2種類とも提出してましたが、今回はこちらのみ提出しました。
すると・・・
検査官が「この車両にはO2センサーが一個しか装着されません。 この書類と相違があるので確認させてください。」と検査ラインから離れ、事務所へ確認に行きました。
書類の赤丸の部分にO2センサーの数が記載されてます。
この間、15分ほど。
ようやく帰ってきた検査官によると、この車種は同様の型式でO2センサーが一個と二個の車両があるので確認に時間がかかったとの事でした。
2014年から2017年までのCB1100に乗られてる方はピンと来たと思いますが、間違えてEX用のガスレポを提出したわけなんです。
私のCB1100は純正では集合管のスタンダートなので、O2センサーはもともと一つ。
EXは二本出しでO2センサーは二つ装着されてます。
こちらがもう一種類のガスレポで、O2センサーは一つと記載されておりました。
次回検査の際には間違えないように提出したいと思います。
無事にマフラーの適合確認が取れて、スピード測定検査、フロントリアブレーキの検査。
少し心配だった、ライトの光軸検査もなんなく合格。
最後の排ガス測定を終えれば、検査合格ですが・・・
な、なんと・・・
排ガス測定でCO濃度超過で不適合です。
拡大したのがこれ
インジェクション車なので、今まで排ガスの不適合はないと思ってましが、まさかこうなるとは。
今回はトラブル続きで気がめいってしまいました。
要再検査ということなんですが、よくよく考えてみると思い当たる節があります。
検査ラインに入って、マフラーの適合確認等でエンジンが冷め、スピード測定やブレーキ測定の時はアイドリングが高い状態でした。
なのでエンジンも冷えてることで触媒の浄化機能も低下してたのかも。
とにかく、有給休暇をとってユーザー車検を受けに来てるので、今日中には必ず合格しなければなりません。
とりあえず、車検場を出てローギアで回転を上げて15分ほど走行してきて、再度検査ラインに並びました。
並んでる間もエンジンを掛けてときどき空ぶかしをしながら順番を待ち、検査官に「排ガスの再検査をお願いします」と告げて再度検査をしました。
結果は無事合格‼
トラブル続出の三回目のユーザー車検ですが、これでまた二年乗ることができます。
ああ~ つかれた💦