前回、香川県東かがわ市からUFOラインへ向かったCB1100。
いよいよ今回の「マジカルミステリーツーリング」も最終話です。
山口県を出発して、愛媛、徳島、和歌山、奈良、三重、愛知、岐阜、長野、山梨、滋賀、京都、大阪、兵庫、香川、高知と走り抜け、最後に向かうのはUFOライン。
4泊6日、行き当たりばったりで走ってきた今回の旅も、ここが最後の目的地です。
旅の終わりが近づいてくると、無事に帰宅できる安心感がある一方で、これまで走ってきた道や見てきた景色が次々と思い出され、少し寂しい気持ちにもなってきます。
そんな複雑な気持ちを抱えながら、最後の目的地へ向かいます。
※この記事は2021年7月のツーリング記録です。道路状況・通行規制・施設・フェリーの運航などは現在と異なる場合があります。
- CB1100でUFOラインへ到着
- 標高1500m超えの絶景ロード
- CB1100とUFOラインの絶景
- 四国カルストにも行きたかったけれど……
- 平日のUFOラインは静かだった
- UFOラインの絶景を堪能して帰路へ
- UFOライン出口で最後の記念撮影
- 寒風山トンネルで最後の休憩
- 三津浜港から防予フェリーに乗船
- フェリーの中には金魚ちょうちん
- 青い空と瀬戸内海を眺めながら帰る
- 大島大橋をくぐれば柳井港はすぐそこ
- 柳井港に到着、4泊6日の旅が終了
- 4泊6日、16府県を巡ったツーリング
- 今回の全走行ルート
- 4泊6日の走行距離と燃費
- 行き当たりばったりだからこそ面白かった
- CB1100と一緒に走った2181km
- 4泊6日の旅を終えて
- 次はどこへ行こうかなぁ~(笑)
CB1100でUFOラインへ到着
2021年7月28日、午前10時。
ついに今回のツーリング最後の目的地、UFOラインに到着しました。
正式には町道瓶ヶ森線・町道瓶ヶ森西線と呼ばれる山岳道路です。

UFOラインを訪れるのは、今回が初めてではありません。
以前、愛媛県をツーリングした際にも訪れていて、今回は約1年ぶりの再訪になります。
しかし、前回とは大きく違うところがあります。
今回はCB1100で走ります。
大きな車体のCB1100で、この細い山岳道路を走るのはどんな感じなのか。
それも楽しみの一つでした。
標高1500m超えの絶景ロード
UFOラインを走り始めると、すぐに目の前に素晴らしい景色が広がります。

山の斜面に沿って、細い道路がどこまでも続いています。
これぞUFOラインという景色です。
少し雲が多いものの、山の緑がとても鮮やかです。
標高は1500mを超える場所もあるため、7月の真夏にもかかわらず、とても涼しい。
普段なら汗だくになっている季節ですが、ここでは走っていると心地よい風が体を抜けていきます。
「ここまで来て良かった……」
素直にそう思える景色でした。
CB1100とUFOラインの絶景
せっかくなので、UFOラインの景色とCB1100を一緒に撮影します。

こうして見ると、CB1100の大きさがよく分かります。
普段は街中や高速道路を走ることが多いCB1100ですが、こうした山岳道路に持ち込んでみると、また違った表情を見せてくれます。
そして何より、CB1100と四国の山々の組み合わせがよく似合う。
自分のバイクを眺めながら、しばらく景色を楽しみます。
さらに少し場所を変えて撮影。

山の稜線に沿って続く道路。
その手前に佇むCB1100。
今回の旅の最後を飾るには、最高の景色です。
四国カルストにも行きたかったけれど……
ここまで来たのなら、もう少し四国の山を走ってみたいところです。
実は時間があれば、四国カルストにも行ってみたいと思っていました。
しかし、今回は時間がありません。
松山市の三津浜港から、13時45分発の防予フェリーに乗らなければならないからです。
UFOラインを楽しんだあと、松山まで戻る必要があります。
そのため、今回は四国カルストを諦めます。
「また次の機会に来ればいい」
そう思って、UFOラインを走り続けます。
平日のUFOラインは静かだった
今回訪れたのは平日の午前中。
そのため、UFOラインには車もバイクも自転車もほとんどいませんでした。

道路を独占しているような感覚です。
もちろん対向車には注意しながら走りますが、交通量が少ないので、景色を眺めながら自分のペースで走ることができます。
エンジン音を聞きながら、山の風を感じる。
遠くまで続く山々を眺める。
これまでの5日間でかなりの距離を走ってきましたが、この時間だけは疲れを忘れていました。
UFOラインの絶景を堪能して帰路へ
名残惜しいですが、そろそろUFOラインを後にする時間です。
最後にもう一度、絶景を目に焼き付けておきます。

今回のツーリングでは、いろいろな場所を訪れました。
工場夜景、古い宿場町、アニメの聖地、ビーナスライン、湖、橋、そして最後はUFOライン。
最初から予定していた場所もあれば、途中で突然思いついて向かった場所もあります。
まさに「マジカルミステリーツーリング」です(笑)
そんな旅の最後に、この絶景を見ることができたのは最高でした。
UFOラインを後にして、松山へ向かいます。
UFOライン出口で最後の記念撮影
UFOラインを走り終え、出口付近で最後の記念撮影をします。

今回の旅で、このCB1100と一緒に本当にいろいろな場所を走りました。
四国から紀伊半島、東海、信州、山梨、滋賀、京都、兵庫、そして再び四国へ。
走った距離もかなりのものになりました。
この写真を見ると、旅の終わりを実感します。
「よく走ったなぁ……」
そんな気持ちになります。
寒風山トンネルで最後の休憩
UFOラインを後にして、松山方面へ戻ります。
途中、高知県と愛媛県の県境にある寒風山トンネルの入口で最後の休憩です。

ここでバイクを停めて、しばらく休憩します。
トンネルの出口から吹いてくる風が冷たくて、とても気持ちいい。
真夏のツーリングでは、この冷たい風が本当にありがたいです。
でも、のんびりしている時間はありません。
三津浜港から出るフェリーの時間が迫っています。
最後の休憩を終えて、松山へ急ぎます。
三津浜港から防予フェリーに乗船
何とか松山市の三津浜港まで戻ってきました。
そして、13時45分発の防予フェリーに乗船します。

今回もバイクは自分一台だけでした。
行きの柳井港から防予フェリーに乗ったときも、バイクは一台だけ。
帰りも同じです。
大型バイクでフェリーに乗り込むときは、いつも少しワクワクします。
そして、今回の帰路でも「やまぐちプレミアムフェリー券」を利用しました。
行きのフェリーでも利用したので、今回の旅では往復ともにお得にフェリーを利用できました。
フェリーの中には金魚ちょうちん
フェリーにバイクを預け、客室へ。
そこで目に入ったのが、柳井市の郷土民芸品金魚ちょうちんです。

金魚ちょうちんを見ると、「もうすぐ山口に帰るんだな」と実感します。
旅の始まりは山口県。
そこからフェリーで四国へ渡り、あちこちを走り回って、最後はまたフェリーで山口へ。
長かった旅も、いよいよ終わりです。
青い空と瀬戸内海を眺めながら帰る
フェリーは瀬戸内海を快調に進んでいきます。

青い空。
青い海。
そして、瀬戸内海に浮かぶたくさんの島々。
バイクで走っているときとは違い、フェリーの上ではただ景色を眺めていればいい。
旅の疲れもあって、なんだかホッとします。
「終わってしまうんだな……」
そんな寂しさも少し感じながら、瀬戸内海の景色を眺めていました。
大島大橋をくぐれば柳井港はすぐそこ
しばらくすると、見慣れた景色が近づいてきます。
本州と周防大島を結ぶ大島大橋です。

大島大橋をくぐれば、柳井港はもうすぐ。
「ああ、帰ってきたな」と感じます。
今回の旅で渡った橋は数え切れないほどあります。
その最後に、自分の地元・山口県の大島大橋を見る。
旅の締めくくりとして、とても印象に残る景色でした。
柳井港に到着、4泊6日の旅が終了
そして16時20分。
柳井港に到着しました。

フェリーからCB1100を降ろします。
ここから自宅までは約100km。
もうひと走りです。
最後の100kmを走って、18時。
無事に自宅へ帰ってきました。
4泊6日に及ぶ「CB1100 マジカルミステリーツーリング」が、ここで終了です。
4泊6日、16府県を巡ったツーリング
今回のツーリングを地図で振り返ってみます。

山口県を出発して、愛媛、徳島、和歌山、奈良、三重、愛知、岐阜、長野、山梨、滋賀、京都、大阪、兵庫、香川、高知を巡りました。
そして、出発地の山口県を含めて16府県です。
これだけの距離を走るとは、出発したときには考えてもいませんでした。
今回の全走行ルート
こちらが今回のツーリング全体のルートです。

山口県から四国へ渡り、四国から和歌山へ。
そこから紀伊半島を北上し、東海、信州、山梨へ。
さらに滋賀、京都、大阪、兵庫を経由して淡路島へ入り、大鳴門橋を渡って再び四国へ戻りました。
最後はUFOラインを走り、松山からフェリーで山口へ。
地図にしてみると、かなり大きく日本を走り回っています。
4泊6日の走行距離と燃費
今回のツーリングの記録をまとめてみます。
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| 旅行日数 | 4泊6日 |
| 全行程 | 約2,300km |
| 走行距離 | 2,181km |
| 使用燃料 | 91.2L |
| 平均燃費 | 23.9km/L |
| 訪問都府県 | 16府県 |
走行距離2,181km。
数字だけを見ると、それほど多く感じないかもしれません。
しかし、実際にCB1100で走ってみると、かなりの距離です(笑)
しかも高速道路だけを走ったわけではありません。
宿場町を巡ったり、工場夜景を撮影したり、山道を走ったり、フェリーに乗ったり。
かなり寄り道しています。
それでもCB1100は最後まで大きなトラブルもなく走ってくれました。
行き当たりばったりだからこそ面白かった
今回のツーリングには、細かな計画がありませんでした。
「ここへ行く」という大まかな目的地はあっても、その先のルートはその時の状況や気分で変更。
台風の影響で予定を変更したり、途中で思いついて観光地へ寄ったり。
「次はどこへ行こうか?」
と考えながら走る旅でした。
普通なら、もう少し計画的に走るのかもしれません。
でも、今回に限っては、行き当たりばったりだったからこそ出会えた景色や場所がたくさんありました。
大王製紙の工場夜景。
関宿。
岩村城下町。
「スーパーカブ」の聖地。
ビーナスライン。
奈良井宿。
妻籠宿。
モネの池。
琵琶湖のあのベンチ。
琵琶湖大橋。
明石海峡大橋。
大鳴門橋。
そして最後のUFOライン。
こうして並べてみると、本当に盛りだくさんです。
CB1100と一緒に走った2181km
今回の旅で改めて感じたのは、CB1100は長距離ツーリングにも向いているバイクだということ。
高速道路では安定して走ることができ、一般道ではゆったりと景色を楽しめます。
そして、UFOラインのような山道まで走ることができました。
もちろん大型バイクなので、狭い山道では気を使います。
それでも、旅の最初から最後まで大きなトラブルなく走ってくれたCB1100には感謝です。
この赤いCB1100と一緒に、また一つ忘れられないツーリングの思い出ができました。
4泊6日の旅を終えて
自宅に到着して、バイクを降ります。
これで終わり。
そう思うと、ちょっと寂しい。
出発したときには「長い旅になるな」と思っていました。
でも、終わってみればあっという間です。
疲れはあります。
それでも、それ以上に「走って良かった」という気持ちが残りました。
知らない道を走り、知らない街を通り、偶然見つけた場所でバイクを停める。
そして、気に入った景色があれば写真を撮る。
これが自分にとってのツーリングなのかもしれません。
次はどこへ行こうかなぁ~(笑)
4泊6日の「マジカルミステリーツーリング」は、これで終了です。
行き当たりばったりの旅でしたが、全区間において見どころ満載で、本当に楽しいツーリングになりました。
そして、記事を書きながら旅を振り返っていると、またバイクに乗ってどこかへ行きたくなってきます。
さて……。
次のツーリングはどこにしようかなぁ~(笑)
これからもCB1100と一緒に、まだ見たことのない景色を探しに行きたいと思います。
最後まで「CB1100 マジカルミステリーツーリング」をご覧いただき、ありがとうございました。
「CB1100 マジカルミステリーツーリング」全15話


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