DIY宅配ボックス製作②|ダボ埋めと塗装で仕上げる木製ボックス
前回の「DIY宅配ボックス製作①」では、木材のカットや加工、丁番の取り付けまでを紹介しました。今回はいよいよ組み立てからダボ埋め、塗装までの仕上げ工程をご紹介します。見た目と耐久性の両方を重視した仕上げのコツを、画像付きで解説します。
【目次】
組み立てと固定作業
木材加工とスライド丁番の取り付けが済んだので、いよいよボックスを組み立てます。接合部分には木工用ボンドを塗り、ビスでしっかり固定。ボンドが乾くまではクランプで圧着しておくとズレません。
ビス穴のダボ埋めで見た目を整える
ビスの頭が見えたままだとDIY感が強くなってしまうため、丸棒を使ってダボ埋めを行いました。アクセントにもなり、見た目が一気にアップします。
ダボのカットにはアサリなしノコギリを使用すると、周囲を傷つけずに安全に作業できます。
サンディングで滑らかに
塗装前に全体を丁寧にサンディングしていきます。まずは120番のペーパーで表面を整え、仕上げに240番のペーパーで滑らかに。
扉を取り付けた後の全体チェックも忘れずに。手触りも良くなり、完成が近づいてきました。
ワックス塗装でアンティーク風に
塗装にはターナー色彩のオールドウッドワックス(チーク)を使用。ワックスは刷毛ではなくスポンジやウエスで塗り込むとムラなくきれいに仕上がります。
スポンジに少量取って薄く塗り広げ、きれいなウエスで拭き取るのがポイント。乾燥後にもう一度塗ると、深みのある仕上がりになります。
▶️ 最終話:「DIY宅配ボックス製作③|パーツ取付と鍵・防犯対策まで完全解説」
まとめ:今回は組み立てから仕上げ塗装までをご紹介しました。手間はかかりますが、自分で作った宅配ボックスは愛着もひとしお。次回は実際に使ってみた感想や設置方法をご紹介します!
コメント
初めまして。
宅配ボックスの投稿ですが、とても参考になります。私もアカシアの集成材で宅配ボックスを作ってみたのですが、日数がかかってしまったためか、板が反ってしまって組み立てが大変でした。
そんなことってありましたか?
菅原さん
はじめまして
コメントありがとうございます。
板の反りについてですが、組み立て時にはありませんでしたが(購入の際、反りの少ないものを選びました)、昨年の暮れに一番大きな扉が反ってきたので、修正して補強を入れました。
近々、その作業模様を記事にしようかと考えてます。