CB1100 グリップヒーター交換の続きです。
前回の記事で純正スポーツグリップヒーターを取り外し、新しく社外品のグリップヒータへ交換取り付けしていきます。
純正のスポーツグリップヒーターはスロットルパイプと一体になっているので、新たにスロットルパイプを購入しました。
グリップヒーターによってはスロットルパイプが不要のタイプもありますが、今回装着するグリップヒーターはグリップのみの交換タイプなので、スロットルパイプが必要になりました。
キジマ製のホンダ用120mmタイプです。
取り外したグリップヒーターをほぼ同じ長さになってます。
スロットルケーブルの終端のタイコ部分を取り付ける位置も同一になってました。
スロットルパイプに取り付ける際、タイコ部分にシリコングリスを塗布しておきます。
取り外した時を同じ手順で、スイッチボックスをハンドルに取り付ける前にケーブルを二本ともスロットルパイプに取り付けます。
そうしておいてからハンドルに固定すると、スロットルボディ側のケーブルを取り外さなくても簡単に取付できます。
スロットルパイプの内側のハンドルとの摺動面にも、シリコングリスを塗布しました。
取り付けするグリップヒーターです。
デイトナ製のスイッチ一体型のグリップヒーターです。
ネットでの評判も良く、スイッチが一体型でシンプルなのでこちらをチョイスしました。
配線もアクセサリー電源にプラスとマイナス二本の接続のみなので手軽です。
スロットル側は接着剤を使わずに、手で押し込めるところまで差し込んでおいてから、ソケットを当てておいてハンマーで打ち込みました。
スロットルパイプにズレ防止の突起があるので、接着しなくてもズレることはありませんでした。
スロットルパイプとの長さもぴったりで、ハンドルとの長さもちょうどいい感じです。
クラッチ側は接着剤で固定します。
専用の接着剤もありますが、手元にあった熱に強くて接着力も強力な「セメダイン スーパーエックスゴールド」を使います。
こちらもちょうどいい位置に固定完了。
配線はタンクの下を通して、右側のサイドカバー内に純正スポーツグリップヒーターのコントローラーが設置されてた配線に接続しました。
通電テストして、取り付け完了です。
スイッチ一体式で、インジケーターの色で温度状態が視認できるので便利です。
インジケーターの隣のボタンを四秒間長押しで起動し、起動後しばらくは高温状態となり、手を素早く温めてくれます。
その後は設定温度になるので、使いやすいですね。
気温が一桁台の時にテストしましたが、暖かさは純正のモノと変わらず、若干グリップが太いですが、私には握りやすいのでいい感じです。
ひとつ気になる所が、ボタンが小さくて冬用の厚手のグローブだと少し押しにくいです。
もう少し、大きめのボタンだとありがたいです。
あとはどのくらいの耐久性があるのか、使いながら試してみたいと思います。