久しぶりの更新です.
あれよあれよという間に季節は進み、今年もあと20日を切りました。
皆さん、寒い毎日ですがバイクライフを楽しまれてますか?
さて、その寒さに耐えれるようにバイクではグリップヒーターというものがありますが、私のCB1100にも、新車購入時に取り付けたオプションのスポーツグリップヒーターが付いてます。
しかし、昨年あたりから徐々に動作が不安定になり、最近では左右の温度差が大きく、スロットル側のヒーターがあまり暖かくなりません。
さすがに7年、50000km以上も使うとグリップ部分もかなり擦り減り、雨に濡れるとツルツル滑るようになってきました。
以前紹介しましたが、グリップヒーターの摩耗防止に熱収縮のカバーをつけてましたが、雨で水が侵入すると空回りしやすくなるので、外してしまいました。
今回、純正スポーツグリップヒーターの補修パーツを検討しましたが、動作不良の原因がグリップ側かコントローラー側かの判断が曖昧な為、三回目の車検前のメンテナンスの時に社外品へ交換することにしました。
それでは作業開始していきます。
ハンドルのバーエンドを外してから、グリップヒーターを外していきます。
スイッチボックスを分解してスロットルケーブルを外しますが、この状態ではケーブルにテンションが掛かってて、スロットルパイプから外すことができません。
ちなみにスロットル側のグリップヒーターはスロットルパイプと一体になっています。
スロットルケーブルを外すには燃料タンクを取り外し、タンク下にあるECU等を外してから、スロットルバルブ側でケーブルを外してからでないとできないらしいのですが、とても面倒なので他の方法を考えました。
その方法とは、ハンドルからスロットル側のグリップを外して、ケーブルのテンションを緩めてから外す方法です。
この方法なら、スロットルボディ側のケーブルを外さなくても、楽に交換できそうです。
お次は左側のグリップです。
こちらは、通常のグリップ交換と同じ要領で、ハンドルとグリップの間に、千枚通しのような先の尖った道具を使い隙間を開け、そこへパーツクリーナーを吹き込んで外しました。
このグリップヒーターはハンドル交換をしたときに再利用してるのですが、ハンドルとの接触部分はかなり傷んでました。
左右のグリップヒーターを外してから、配線を外していきます。
当初はハンドル部分からコントローラーが付いてる、右側のサイドカバーへ配線を引き抜けば簡単に除去できると考えてたのですが、そうは甘くありませんでした。
燃料タンクの下にアースの配線がボルト留めしてあるので、燃料タンクを降ろす羽目に・・・
こんな感じで配線が通ってるので、引き抜くことができませんでした。
配線は外さずにそのままでもよかったのですが、使ってもないものがいつまでも残ってるのは気になるので、すべて撤去しました。
ようやく、右側のサイドカバー内にあるコントローラーに到達して、取り外し作業完了です。
3回目の車検前の準備で、これが一番手間取りました。
車検には関係ない部分なんですけどね。・・・
つづく・・・