CB1100 中国ドライブパスツーリング、その③です。
羽山渓で自然が作り出した迫力ある景観を楽しんだあとは、少し趣向を変えて鉄道関係のスポットを巡ります。
今回のツーリングは岡山県北から大山、島根県の三瓶山方面まで巡る予定なので、まだまだ先は長いのですが、この日の午後は以前から訪れてみたかった鉄道関連の場所を中心に走ります。
羽山渓から次の目的地までは約2時間の移動。
途中、高梁市街地で昼食をとったのですが、外は真夏のような暑さ。
9月とはいえ、まだまだ夏の暑さが残っています。
50代後半の二人は、一度涼しい場所に入ってしまうと、なかなか外へ出る気になれません(笑)。
「もう少し休んでから行こうか……」
そんな感じで、しっかり涼んでから午後の部をスタートすることになりました。
9月9日 13時

ようやく重い腰を上げて出発です。
腹ごしらえを済ませ、踏切の前で一旦停止していると、突然警報機が鳴り始めました。
遮断機が下りてきたので、そのまま列車を待つことに。
すると、なんとタイミングのいいことに、岡山から津山を結ぶ津山線を走る観光列車、「SAKU美SAKU楽(さくびさくら)」がやってきました。
今日の午後は鉄道関係のスポットを巡る予定だったので、いきなり列車に遭遇できるとはラッキーです。
鉄道好きということもあり、バイクで走っている途中に偶然列車に出会うと、やっぱり嬉しくなりますね。
「今日は鉄道運があるかも?」
そんな期待をしながら、次の目的地へ向かいます。
廃線跡に残る駅と鉄道施設

本日3か所目の目的地、「柵原鉱山ふれあい公園」に到着しました。
ここは、かつて岡山県北部を走っていた同和鉱業片上鉄道の跡地を利用した公園です。
現在は廃線となっていますが、当時の吉ヶ原駅の駅舎やホーム、操車場などが保存されており、往時の鉄道風景を今に伝えています。
さらに、片上鉄道が支えた柵原鉱山の歴史を紹介する資料館もあり、単なる鉄道遺構ではなく、この地域の産業と鉄道の関わりを知ることができる場所になっています。
実はここ、昨年の岡山県北ツーリングでも訪れています。
古い駅舎や廃線跡の雰囲気がとても気に入ってしまい、今回は一緒に走っている友人にも見てもらおうと案内することにしました。
こうしてお気に入りの場所をツーリング仲間に紹介できるのも、マスツーリングの楽しみのひとつですね。

廃線跡に残る踏切です。
もちろん現在は列車が走っていないので、警報機や遮断機もありません。
昨年はここでCB1100だけを撮影しましたが、今回はせっかく友人と一緒なので、バイクに乗った状態で撮影してみました。
現役の鉄道路線では絶対にできない、廃線跡ならではの写真です。

せっかくなので、2台を並べて撮影することにしました。
CB1100とCB200X。
車格もデザインも違う2台ですが、こうして並べてみると、ツーリングの記念写真としてなかなかいい雰囲気です。
普段は一人でバイクに乗って撮影することが多いので、こういう写真はソロツーリングではなかなか撮れません。

こんな感じに仕上がりました。
今回のようにバイク2台と廃線跡という組み合わせは、ツーリングの記録写真としても面白いですね。
セルフタイマーでは二人がバイクに乗って移動するまでの時間が足りないので、今回はリモコンを使って撮影しています。
一人で撮影するときにもリモコンは便利ですが、こうした複数人での撮影では特に重宝します。
カメラ本体だけでなく、ちょっとしたアクセサリーを加えるだけで、撮影できる写真の幅が広がるのもカメラの面白いところです。
この柵原鉱山ふれあい公園では、駅舎や廃線跡を眺めたり、バイクを絡めて写真を撮ったりしながら、約1時間ほど過ごしました。
まだまだ先があるので、そろそろ次の目的地へ向かいます。
ロケ地にもなった木造駅舎へ

柵原鉱山ふれあい公園から約40分。
本日最後の目的地、JR西日本・因美線の美作滝尾駅に到着しました。
今回のツーリングで、どうしても訪れてみたかった場所のひとつです。

美作滝尾駅の駅舎は1928年に建造された木造駅舎で、現在は登録有形文化財に登録されています。
長い年月が経った今も、当時の姿を残した駅舎が現役で使われているというのが素晴らしいですね。
さらに、この駅は映画やミュージックビデオのロケ地としても知られています。
1995年には寅さんシリーズの「男はつらいよ 寅次郎紅の花」のロケ地となり、2023年には乃木坂46の「僕たちのサヨナラ」のミュージックビデオにも使用されたそうです。
昔ながらの木造駅舎には、やはり現代の駅にはない独特の雰囲気があります。
昨年の岡山県北ツーリングでは、この美作滝尾駅を含めて因美線沿線の木造駅舎をいくつか巡りました。
興味のある方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
因美線の木造駅舎とコンテナホテル CB1100 岡山県北ツーリング その④

駅舎の中には、寅さんのイラストもありました。
映画のロケ地になったことを感じさせる、ちょっと嬉しい演出です。
こういう昔ながらの駅舎を見ていると、列車を待つ人々の姿や、駅員さんが働いていた頃の風景まで想像してしまいます。

CB1100って、こういう古い日本の風景によく馴染むんですよね。
バイクに乗ったまま駅舎をしばらく眺めていると、なんとなく「この構図で撮ってみたい」というイメージが浮かんできました。
ツーリングでは目的地まで走ることだけを考えがちですが、写真を趣味にしていると、こうした場所で立ち止まって構図を考える時間も楽しいものです。
「バイクで走る楽しさ」と「写真を撮る楽しさ」。
この二つが組み合わさることで、普通なら通り過ぎてしまうような風景にも、違った魅力を感じるようになります。

そして、こんな写真も撮ってみました。
駅と言えば、人との待ち合わせ。
「彼女が列車から降りてくる時間に合わせて、駅前で待っている」という設定です。
もちろんライダー役はオジサンなので申し訳ありませんが(笑)、今回は彼女の目線から見た駅前の風景をイメージして撮影してみました。
こういう写真を撮るときは、実際に起こっていることを記録するだけではなく、頭の中でちょっとした物語を作ってみると楽しくなります。
「この先、どんな場面が続くんだろう?」
そんなことを想像しながら構図を考えるのも、写真撮影の面白さのひとつです。
ツーリングのプランを立ててバイクで走るのも楽しいですが、いろんなことを想像(創造)しながら写真を撮るのも、とても楽しいんですよね!!
長い一日を終えて津山へ

美作滝尾駅での撮影を終えると、さすがに長かった一日も終わりです。
朝3時半過ぎに出発してから、吹屋ふるさと村、広兼邸、羽山渓、柵原鉱山ふれあい公園、そして美作滝尾駅。
走るだけではなく、各地で写真を撮りながら巡ってきたので、かなり充実した一日になりました。
そして本日の宿へ。
岡山県津山市にあるコンテナホテル、「HOTEL R9 The Yard 津山」です。
ここは今回で2度目のリピートになります。
コンテナを利用したちょっと変わったホテルですが、バイクツーリングの宿としても使いやすく、以前利用して気に入ったので今回もここにしました。
ホテルについてシャワーを浴びると、ようやく一日の疲れが出てきます。
とはいえ、まだ終わりではありません(笑)。
このあとは近くの居酒屋へ移動して、友人と二人で津山名物を堪能。
朝早くから走り続けた一日の最後に飲むビールとご当地グルメは、ツーリングの大きな楽しみですね。
こうして初日の夜は更けていきました。
明日もまだまだ走ります。
次は大山方面へ向かい、さらに中国地方の秋を楽しむ予定です。
その④へつづく・・・


コメント
こんばんは。
とても楽しそうでいいですね。二台向かい合わせのとこなんか特に。
CB200Xって初めて見ましたが大きいですね。200ccに見えないです。
引き続きお気を付けて。
marshさん
こんばんは
友人のCB200Xですが、大きさもさることながら高速道路を利用しての移動でも、CB1100をずっと追尾できるほどの動力性能でした。
200Xと名乗ってますが実際の排気量は180ccちょっとで、馬力も20馬力弱程度なのですが、アップダウンの激しい中国道でも元気よく走ってましたよ。
こんにちは。
そうなんですか、そんなに動力性能があるんですね。さすがホンダですね。
同僚が買い替えを考えているので軽く勧めてしまいました。
中古車をみてもそれほど高くないようですし。
marshさん
こんにちは
新車でも40万円程なので、友人はクロスカブやハンターカブを買うのなら、これがおすすめと言ってました。
とても乗りやすくパワーもあるので、ロングツーリングにも大丈夫ですね。