CB1100 タンク塗装DIY②|マスキング&ミッチャクロンで塗装準備を完璧に

CB1100 メンテナンス

この記事は「CB1100 タンク塗装 DIY」シリーズ第2回です。

下地処理こそ仕上がりの決め手!CB1100タンク塗装

こんにちは。今回はCB1100タンク塗装DIYシリーズの第2回、塗装の成否を分けると言っても過言ではない「下地処理」についてご紹介します。休日を使って少しずつ進めている作業ですが、手間を惜しまず丁寧に進めることが後の美しい仕上がりに直結します。

マスキング処理のポイント

パテ研ぎを終えたタンクに400番の耐水ペーパーで足付け処理を施し、塗装に向けてマスキングを行います。塗装したくない部分、特にタンクの裏側や給油口周辺をしっかりと保護しておくことが大切です。

足付け完了後の状態

裏面や開口部は塗装を避けるため、マスキングテープでしっかり養生。給油口は広めにテープを貼り、カッターで丸くカットしてぴったり合わせました。タンクキャップの取り付け部も、適当なビスをねじ込み塗料の付着を防いでいます。

タンク裏面のマスキング
給油口のマスキング処理

細部のマスキングも忘れずに

ビキニカウルの裏側など、見えない部分も丁寧にマスキング。すべてをテープで養生しているうちに、なぜか“デビルマン”の顔に見えてきたというちょっとした遊び心も(笑)。

マスキング完了後のビキニカウル

新聞紙を使えばもっと楽だったかもしれませんが、今回はひたすらテープで対応。思った以上に時間がかかりましたが、その分満足感もひとしおです。

手間のかかるマスキング作業

塗装ブースの設営

マスキングが終わったら、塗装に備えてブルーシートで簡易塗装ブースを自作。田舎ならではの問題ですが、虫やホコリ、葉っぱなどが塗装面に付くと台無しになるため、覆いは必須です。

ブルーシートによる簡易塗装ブース

プライマー処理:ミッチャクロンの塗布

塗装面に一部金属た樹脂の地肌が出ている箇所があったため、密着性を高めるためにミッチャクロンを使用します。これはスプレータイプのプライマーで、上塗り塗料との接着力を高める役割があります。

ミッチャクロンを塗布する前のタンク

使用したアイテム:染めQ プライマー スプレー ミッチャクロン マルチ 420ml

ミッチャクロン塗布後、乾燥中

タンクを吊るし、全体に薄くスプレーしてしっかりと乾燥させます。

燃料タンクにも塗布完了

いよいよプラサフ塗装へ

プライマー処理が完了したら、いよいよプラサフ(サーフェーサー)を吹き付けます。今回は作業性に優れる一液タイプを使用。乾燥も早く、短時間で塗装を重ねられるのが利点です。

プラサフ塗装の開始

使用アイテム:関西ペイント 1液プラサフ(希釈済)グレー 2kg

3回重ね塗りした状態

3回に分けて重ね塗りを行いました。当日は風が強く、ブルーシートが飛ばされそうになるハプニングも。とはいえ、なんとか予定通り作業完了です。

燃料タンクのプラサフ完了

次回は、いよいよカラー塗装に入っていきます。

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