この記事は「CB1100 タンク塗装 DIY」シリーズ第1回です。
CB1100の燃料タンクをDIYで再塗装!
今回はCB1100の燃料タンクを再びDIYで塗装することにしました。
2年ほど前に純正のソードシルバーメタリックから塗り替えた経験を活かして、より完成度の高い仕上がりを目指します。前回は初めての挑戦で手探り状態でしたが、今回は前回の反省点を活かし、道具や段取りもより工夫して取り組みます。
塗装前の準備作業をスタート
前回の記事で、タンクとサイドカバーの取り外しまで完了しています。今回はいよいよ塗装の下準備に取り掛かります。DIY塗装の成功のカギは、この「準備工程」にあると言っても過言ではありません。手を抜かず、丁寧に進めていきます。
燃料の完全排出
CB1100のタンクは構造上、上からの排出ではガソリンが完全に抜けきりません。そのため、燃料ポンプを取り外して中の燃料を排出します。塗装作業中に引火の危険を避けるためにも、ガソリンの完全除去は非常に重要な工程です。
燃料ポンプを外すと、タンク内に残っていた約300ccのガソリンが出てきました。しっかりと抜き取っておくことで、作業中の安全性も確保されます。
作業効率アップ!タンク架台の自作
前回の塗装時に、タンクが安定せず非常に作業しづらかった経験があったため、今回はタンクをしっかりと固定できる木製の架台をDIYで作成しました。木材の端材を利用し、工具を使ってしっかりとした架台を組み上げます。
「仕事は段取りが命」とはよく言ったもので、作業前にこうした補助器具を用意しておくことで、作業の正確さと安全性が格段に上がります。
旧塗膜の足付け作業
今回は、前回の塗装を完全に剥離するのではなく、「足付け処理」を施したうえで塗装することにしました。足付けとは、塗料の密着性を高めるために表面に微細な傷をつける処理です。
今回は240番の耐水ペーパーを使い、全体にしっかりと足付けを行いました。ペーパー掛けはムラが出ないよう、均等な圧を意識して行います。地味な作業ではありますが、これが仕上がりに大きく影響します。
エンブレム部の補修
前回の塗装でエンブレムを取り外した部分に小さな凹みができており、そこにピンホールも発生していました。今回はそこをラッカーパテでしっかりと補修しています。パテ処理は塗装後に表面に出てしまう可能性があるので、乾燥後に再度ペーパーで滑らかに整える必要があります。
使用パテ例:Holts(ホルツ) ひっかき傷パテ シルバー MH133
ここまででようやく「塗装の下地作り」が完了。次回はいよいよサーフェーサーの塗布に進みます。
コメント
こんばんはー
順調に進んでますね。
何色になるんですかねー大穴のモモベンと同色に3000点です(笑)
よしさん
こんばんは
アハハ(笑)
モモベンの塗料が残ってるんですよね~
GWがないので作業は中断してますが、どんな色になるのでしょうか・・・
お楽しみに(^^)/