CB1100に装着して3年半!アールケージャパン シールチェーン530RXW BL 110Lの経年劣化と耐久性をチェック

CB1100 メンテナンス

CB1100に装着して3年半!アールケージジャパン シールチェーン530RXW BL 110Lの経年劣化と耐久性をチェック

バイクのチェーンは、適切なメンテナンスを行わないと早期に劣化し、走行性能にも影響を与えます。しかし、しっかりとした製品を選び、適切に手入れをしていれば、長期間にわたってその性能を維持できます。今回は、ホンダCB1100に装着してから3年半が経過したアールケージャパンのシールチェーン530RXW BL 110Lの状態について、実際に使用した感覚を元にレビューを行います。走行距離やメンテナンス方法を交えながら、その耐久性と劣化具合を詳しくご紹介します。

使用したチェーンの概要

アールケージジャパンのシールチェーン530RXW BL 110Lは、耐久性が高く、長期間の使用に耐えるチェーンとして評判の製品です。シールチェーン特有の潤滑性と耐摩耗性に加え、メッキ処理と電着塗装が施されており、耐錆性にも優れています。このチェーンを選んだ理由は、耐久性とメンテナンスのしやすさにありました。特に、オフロードからストリートまで幅広い走行シーンに対応できる点が魅力です。

交換時の条件

  • 装着バイク: ホンダCB1100 (SC65)
  • 交換時の走行距離: 45,213km
  • 現在の走行距離: 58,020km(交換から約12,807km)
  • メンテナンス方法: 2500kmごとの給脂、エンジンオイルが染みたウエスで拭く簡単なメンテナン


交換時のチェーンです

使用後3年半の状態

1. 見た目の劣化具合

交換後、3年半が経過した現在、チェーンは非常に良好な状態を保っています。プレート部分には錆もなく、今でもきれいな状態が維持されています。特にシール部分は問題なく機能しており、チェーン全体の光沢がほぼ失われていません。チェーンのメッキ処理はしっかりと施されており、耐久性が高いことが分かります。

走行直後なので汚れてますが、プレート部とピンには錆がありません。

一方で、ローラー部分のゴールドのメッキは摩耗しており、若干薄くなっていますが、これは摩擦や走行距離を考慮すれば十分に許容範囲です。ローラー部分が摩耗しているとはいえ、走行中の動きには影響がなく、問題なく使用できています。

ローラー部分です。

  • プレート部分: 錆もなく、メッキ処理の上にブラック塗装が施されており、光沢を保っている
  • ローラー部分: ゴールドメッキが薄くなっているが、摩耗は少なく、問題なく使用可能

2. 伸び具合と摩耗

現在、走行距離は58,020kmですが、チェーンの伸びはほとんど見られません。交換時から約12,807kmの走行を経ても、伸びはわずかで、チェーンの張り具合は依然として良好です。通常、シールチェーンではこの程度の距離を走ると、目立つ伸びや摩耗が出てきますが、アールケージジャパンのシールチェーンはその耐久性の高さから、まだまだ使用可能な状態です。

また、各リンクの動きもスムーズで、摩耗が少ないため、異音やギクシャク感はありません。定期的な給脂や張りの調整を行ってきたことで、チェーンはスムーズに回転しており、今後も使用を続けることができると感じています。

  • 伸び具合: 約12,807km走行してもほとんど伸びなし
  • 摩耗: 各リンクの動きがスムーズで、摩耗が少なく、問題なく使用中

3. 走行中の感触

走行中、チェーンの動きは非常にスムーズで、特に低速走行や街乗りでは違和感を感じることはありません。交換直後と比較して若干の音の変化はありますが、ギクシャク感や異音は一切なく、快適な走行が続いています。特にストレスなく走行できており、チェーンのパフォーマンスは非常に安定しています。

エンジンオイルが染みたウエスで簡単に拭き取るだけのメンテナンスでも、十分にスムーズな走行感が保たれています。このシールチェーンは、メンテナンスが簡単で、手間をかけずに高いパフォーマンスを維持できる点が素晴らしいです。

  • 走行音: わずかに音が変わったが、異音やギクシャク感はなし
  • 走行感: 低速走行でもスムーズで快適、ストレスなし

4. メンテナンスの状況

チェーンのメンテナンスは、2500kmごとにエンジンオイルを染み込ませたウエスで拭くだけの簡単な作業です。このシンプルなメンテナンス方法でも、チェーンは良好な状態を保っています。特に、シールチェーンは潤滑性が高いため、オイルを定期的に塗布するだけで、十分に効果を発揮します。

また、メンテナンスの際にはチェーンの張り調整も行っていますが、ほとんど伸びがなかったため、調整頻度も少なく済んでいます。定期的な給脂と張り調整を行ってきたことで、チェーンは未だに非常にスムーズに動いており、交換する必要は感じていません。

  • 給脂頻度: 2500kmごとにエンジンオイルを染み込ませたウエスで拭くだけの簡単なメンテナンス
  • 張り調整: ほとんど伸びがないため、調整頻度も少なくて済んでいる

アールケージジャパン シールチェーン530RXW BL 110Lの耐久性と評価

このシールチェーンは、非常に高い耐久性と優れた耐摩耗性を誇ります。走行距離が12,807kmを超えても、まだ伸びや摩耗が少なく、スムーズに動いており、今後も使い続けることができると感じています。ローラー部分のゴールドメッキが摩耗しているものの、走行に支障はなく、非常にコストパフォーマンスの高い製品です。

シールチェーンの利点は、オープンチェーンに比べて摩耗が少なく、長期間使用できる点です。定期的に給脂を行ってきた結果、チェーンは良好な状態を保ち、パフォーマンスが落ちることなく使用できています。

※現在、このチェーンは廃盤になっております。
RKではこのチェーンのほかにもプレートに塗装がしてあり、ピンとローラーに金メッキされてる商品があります。

まとめ

アールケージジャパンのシールチェーン530RXW BL 110Lは、ホンダCB1100に装着してから3年半、走行距離12,807kmを経過しても、非常に良好な状態を保っています。ローラー部分のゴールドメッキが薄くなったものの、摩耗は最小限で、チェーンの性能には全く問題ありません。定期的な簡単なメンテナンスで、今後も長期間使用できると感じています。

このチェーンは、長持ちし、メンテナンスが簡単で、非常にコストパフォーマンスに優れた製品です。今後も愛用し続けることができる信頼できるチェーンです。

交換時の記事はこちら

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